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独身貴族がおすすめする「Beovision Harmony」とは?
出典:Beovision Harmony
Beovision Harmony 77″ 予算 3,300,0000円(税込)
Bang & Olufsen社が2019年10月に発売した「Beovision Harmony」はスピーカー部が変形する77型有機ELテレビです。
この新製品について、1925年にデンマークで創業した伝統ある家電機器メーカーの同社は「日々の生活に魔法のようなひとときを求める方々のためにデザインされた贅沢を極めたエンターテイメント」と形容しています。
外観はオーク/アルミニウムカバーモデルとファブリックカバーモデルの2種類です。
極上の視聴体験とは?
最近、映画館を訪れましたか?
室内のテレビと劇場、その歴然とした違いは”体験”です。
進化する大画面の迫力と音響効果の圧倒的な質の差が、鑑賞体験を大きく左右します。
目と耳に訴えかける「Beovision Harmony」はまさに映画館のような迫力ある体験を約束します。
大画面テレビにおすすめの映画はなんといっても、『スターウォーズ』シリーズに代表されるような宇宙ものです。
漆黒の描写を得意とする有機ELディスプレイと宇宙空間の相性は抜群。
「Beovision Harmony」はあなたをリビングの日常から遥かなる宇宙の旅へといざなってくれることでしょう。
特徴は開閉するスピーカーカバー
「Beovision Harmony」の最大の特徴は、動画を観てもらえれば一目瞭然。
スイッチを起動すると、前面に備わる二枚の長方形型スピーカーカバーがおもむろに開き、大画面がその姿を現します。
年々大型化するディスプレイに伴い、黒々とした画面が部屋全体に無機質で暗い印象を与えてしまうことはテレビのルームインテリアとしての課題でした。
「Beovision Harmony」はその極めて独特な開閉機構によって、電源OFF時や音楽再生時にテレビ画面を隠せるコンセプトになっています。これにより、単なる家電としての範疇を超えて、気品溢れるインテリアとして部屋の風景に自然に溶け込ませることが可能となりました。
この斬新なコンセプトの源は、じつは温故知新。
開発陣は同社がかつて開発したテレビキャビネットに着目。当時のキャビネットはテレビやラジオをブラインドで目隠しして、リビングルームとの完全な融合を図っていました。
その発想を受け継いだ結果、オリジナルなデザインの着想に至ったのです。
充実したオーディオ・ビジュアル機能
「Beovision Harmony」は独創的なデザインだけでなく、ハイスペックテレビジョンとしての機能も有しています。
オーディオメーカーとしても名高いBang & Olufsenの3chスピーカーを内蔵。ユニット構成は1インチのツイーター×1、2.5インチフルレンジ×2、4インチミッドレンジ/ウーファー×1、4インチウーファー×2となっています。
また、7.1chサラウンドサウンドモジュールを内蔵し、別売のBeolabスピーカーを追加すればサラウンド環境も構築可能です。最大8台のスピーカーと完全ワイヤレスで接続できるImmaculate Wireless Sound機能にも対応しています。
LG社 の OLEDを採用した77インチの有機ELテレビはHDR対応で、Dolby Visionをサポートしています。
Bluetoothリモコンはアルミニウムの一枚板から押出し加工されており、Beoremote Oneで操作可能です。
音楽ストリーミングサービスも充実しており、AirPlay2、Bluetooth、DLNA、Chromecast built-in、Deezer(Deezer HiFi含む)、TuneInに対応しています。
オーディオモード時はスピーカーカバーで覆われない部分の画面に、楽曲名やラジオ局などの情報を表示します。
Bang & Olufsenのマルチルーム対応スピーカーと連携し、各部屋のスピーカーでテレビ音声を流したり、家中で音楽を聴くことができます。
時代の欲求に応える「Beovision Harmony」
極限までスピードと効率が求められる現代社会において、起動プロセスに時間をかけることに新たな価値を見出した「Beovision Harmony」。
一見、逆説的なこのコンセプトは何を意味し、また私たちにどんな思想をもたらしてくれるのでしょうか?
近年、インターネットやSNSの発達により、私たちはかつてない情報量と圧倒的なスピード感のなかで生きることを余儀なくされています。
その一方で人間の情報処理速度は飛躍的に変わらないため、絶え間なく注ぎ込まれる情報の洪水に疲れ果てることもしばしば。
時間に追われることは自由で創造的な思考をむしろ妨げるのに対し、創造的なアイディアはむしろ負荷のかかっていないくつろぎの時間、いわば”無意識の時間帯”に生まれると言われています。
癒やしと失われた創造性のために「ゆっくりと考える時間がほしい」という欲求が生まれるのは自然なこと。
スピーディーな時代に求められているものこそ、スローなプロセスと時間なのです。
まとめ
機械的な労働が一律な工業製品を生み出した20世紀は量産型家電が世界のすみずみまで浸透し、人々の生活を物質的に豊かにする時代でした。
組織から個人、物質から体験へと価値観が変わりつつある21世紀の現代において、人々は創造的に働くことを求められ、生き方もワークからライフへとシフトしています。
従来型テレビに代わるスタイリッシュさを備え、居住空間と違和感なく溶け込み、ハーモニー(調和)をもたらすスピーカーテレビ「Beovision Harmony」はそんな新時代のライフスタイルにフィットする極上の製品です。
興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください!