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モヤモヤを感じている大人に。漫画『プラネテス』をおすすめする理由 | 独身貴族

モヤモヤを感じている大人に。漫画『プラネテス』をおすすめする理由

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大人になって、理不尽なことに目をつむる機会が増えたと感じていませんか。そんなモヤモヤを抱えている方に独身貴族がおすすめしたい漫画が『プラネテス』。
アニメ化もされた作品なので、ご存知の方もいるでしょう。しかしアニメと漫画はまったくの別物。漫画にしかないエピソードが、これまた大人心に刺さるんです。

そこで今回は、独身貴族が漫画『プラネテス』をおすすめする理由を、エピソードやセリフを挙げながらご紹介します。

独身貴族おすすめ大人の漫画『プラネテス』


出典:プラネテス1巻
プラネテス全4巻
予算 2,647円(税別)

大人が夢中になる壮大で繊細な漫画

モヤモヤしている大人におすすめしたい漫画『プラネテス』は幸村誠先生によるSF作品。宇宙ゴミ(デブリ)を回収する青年・ハチマキを中心に描かれるヒューマンドラマが魅力的です。

世界観はSFですが、作中で生きているキャラクターはあくまでひとりの人間。

現実を生きる私たちと同じように仕事に悩み、人間関係に悩み、ときには逃げたり立ち向かったりしながら、不器用に歩んでいきます。だからこそ共感できる部分が多い。宇宙を身近に感じながら、心と向き合うきっかけをくれる作品だと、筆者は感じています。

もちろん彼らが過ごす環境は、規模も危険度も地球とは大きく異なります。

小さなネジひとつでも高速でぶつかればシャトルを壊すほどの威力になる。命綱が切れれば広大な宇宙に取り残される。そんな死と隣り合わせの場所で、命を懸けて働いているのです。

宇宙放射線や低重力など、未知の危険も。月で生まれた少女、宇宙で死ぬことを選んだ老人などを通して、宇宙とのさまざまな付き合い方が描かれます。

こうした環境や人との出会いをきっかけに成長していくハチマキたちの姿も、本作の見どころでしょう。

大人のモヤモヤに効く。漫画版『プラネテス』おすすめエピソード


出典:プラネテス4巻

漫画版とアニメ版では異なる漫画版ならではの魅力とは?

アニメ版『プラネテス』で映像化されたのは第2巻のPHASE10付近まで。以降は、アニメと漫画で物語が分岐していきます。

ハチマキの名前の由来や、新人デブリ回収作業員・タナベの意外な過去など、アニメでは語られなかった部分も読みごたえがあります。

筆者がとくにおすすめしたいエピソードが第4巻PHASE19~24。デブリ回収船の船長であるフィーにまつわるお話です。読了後はスカッとすること間違いなし!

これまでフィーは、どちらかといえば強い女性として描かれてきました。しかしPHASE19~24で見せるのは、また違った側面。

息子との関係に悩む母親として、そしてあきらめることに慣れてしまった大人として、モヤモヤした気持ちを抱えて生きているのだとわかります。

宇宙で戦争を始めようとする大国の陰謀に巻き込まれていることに気づいたフィー。いつものように「仕方ない」とあきらめようとしますが、ふと反抗期の息子のことや、少女時代の苦い記憶が頭をよぎります。

我慢できずに船を飛び出し、大きな機雷を蹴りながら思いのたけを叫ぶシーンは圧巻!

独身貴族を閲覧している方の中には、仕事やプライベートで理不尽な経験をした人もいるでしょう。筆者も同様で、「大人になるってあきらめることなのかなあ……」とモヤモヤしたことも。

しかし漫画版『プラネテス』で自分の気持ちに従って生きるフィーを目にしたとき、「大人になってもあらがっていいんだ」とすっきりした気持ちになれました。

漫画版『プラネテス』のセリフは大人に刺さる!独身貴族おすすめ3


出典:プラネテス2巻

 

漫画版『プラネテス』は作中の言葉も魅力的。とくに大人の心に刺さるような、ハッとさせられるセリフがたくさん登場します。ここでは筆者が独断と偏見で選んだ3つのセリフをご紹介!

「この世に宇宙の一部じゃないものなんてないのか。オレですらつながっていて、それではじめて、宇宙なのか」

(第2巻P.244より引用)

なにを犠牲にしてでも夢をかなえようとしていたハチマキが、周囲の愛に気づいた瞬間のセリフ。

世の中はすべてつながっていて、無関係なものなど存在しない。まるで自分の存在を認められたような、優しさにあふれた言葉ではないでしょうか。

「どこに行っても何しててもかまわないけど、私のトンカツの絶妙なおいしさを忘れないでいろってことよ」

(第2巻P.218より引用)

いい宇宙船員の条件を聞かれたハチマキの母が口にした言葉。「必ず生きて帰ってくること」と答えたあとに言い換えたこのセリフが生活感にあふれていて、じーんときます。家族を信頼する母親の温かさ、そして芯の強さに感服する一言。

「たぶん大人になる過程を経るうちに、何かが鈍くなってしまうんだろう。成長したいとか、立派になりたいとか、そう思ってるうちに忘れてしまう感覚がある」

(第4巻P.126、127より引用)

無力感を抱きながらも、必死にあらがい続けるフィーのモノローグ。子どもの頃は持っていた反抗心をいつの間にか忘れていたことに気づかされます。

きっと年齢を重ねれば重ねるほど、このセリフが心にしみわたるのではないでしょうか。

一気読みにもプレゼントにもおすすめ

漫画版『プラネテス』は全4巻。一気読みするのにちょうどいい長さです。忙しい大人の皆さんには、4巻で日頃とは違う時間の使い方をしてみてはいかがでしょうか?

また、漫画好きの友人へのプレゼントとしても、手ごろなお値段なのでは?

初めて知った方はもちろん、すでにアニメを見た方も、休日のひとときを漫画版『プラネテス』とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと宇宙と地球を行き来する、日常では味わえない人生を追体験できるはずです。

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ハシビロコ

マンガ・ハシビロコウなど大好きなものに囲まれておひとりさまライフを満喫中。推しごともお仕事も全力で!

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